当たり前になる?サラリーマンの副業

今やサラリーマンの10人に一人は副業を持っているという時代になりました。自営業や主婦の方も含めるとその割合はもっと増えると思われます。ここ数年、テレビや雑誌で副業が取り上げられることが多くなっています。朝の情報番組で主婦向けの副業を紹介したり、ビジネス雑誌でサラリーマンの副業特集が組まれたりしています。

このように人々の副業への関心が高まっている理由はやはり経済的要因が大きいと思われます。嘗ての高度経済成長期や株価・地価上昇に沸いたバブル時代とは違い今の日本経済は右肩上がりの成長を見通せなくなりました。バブル崩壊後の景気の長期低迷、加速する少子高齢化社会が齎す人口および労働力の減少と医療費の増大、税収不足による財政の悪化、生産拠点の海外移転、拡大するグローバリズムの中で世界情勢が与える経済への影響の強まりなど暗い材料、不安要因を挙げるときりがないほどです。一部の好調な企業を除き、給与は伸び悩みボーナスの支給がないことも珍しくなく、ここ10年で日本人の平均年収は1割も下がっています。終身雇用は崩壊していますし、解雇・リストラの恐ればかりか会社そのものもいつ潰れてもおかしくないのが日本経済の現状です。

そんな将来への不安が人々の目を副業に向けさせる大きな理由になっていると思われます。サラリーマンの副業というと以前は就業規定で禁止されていることが多く一般的ではありませんでした。しかし企業側も社員の将来を保障できなくなってきたためでしょうか、最近は副業を認める会社が増えてきているようです。そもそも会社の就業規則を就業時間外の活動にまで適用することは出来ないのですから業務に支障がない場合において副業は認められて当然といえるでしょう。経済の伸び悩み、不安定さがこれまで困難だったサラリーマンの副業を後押しすることになりました。その流れはこれからも止まることなく、副業を持つサラリーマンは増え続けるでしょう。

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